名曲喫茶の記憶2~鶴ヶ島編《韓国パブで熱唱♪》
これは知る人ぞ知るエピソードなのですが、
2009年2月28日に向けて開店の準備をおもに昼間にしていたのですが、その日は夜まで準備がかかってしまいました。
すると、なんとお隣の韓国パブさんから大音響でカラオケが聴こえてきたのです。
♪みちのく~ひとり旅~♪ そしてヤンヤの歓声、、、、
今度は"北国の春"が聴こえてきました。
確か、この物件は防音がしてある、、と掲載されていたはずなのですが・・・
(冷静に建物の外見(なかなかにオンボロ)を見れば、まずはそこを最初にチェックだろ、、自戒)
その後、家主と協議を進めるも、ラチがあかず、開店日にも間に合わせたいのでこちらで防音工事をする事に。
そして、楽器店に防音工事を依頼し、後日、業者の方が調査に来てくれたのですが、
営業の時と同じように音を出してもらわないと調査できませんね、という事になり(まぁ当然ですね)、準備中のパブに事情を説明しにお邪魔しました。
まぁ気のいいママさんで、「ボリュームは気をつけてるんだけど、盛り上がるとお客さんが勝手にあげちゃうんだよねぇ」とか言いつつ、カラオケの音を出してもらえる事にはなりました。
でも歌ってもらわないと騒音レベルは測れないので頼んでみたところ、ママさんには「アタシは歌うのイヤだよ」と言われ、ホステスさんも時間外労働はしてくれず、
しようがなく私が歌う事に・・・
店内は、中央に円形のカウンターがあり、その奥に立派なステージがあります。そのステージの背中の壁の向こうが当店という状況です。
私はステージに立ち、「それじゃ、沢田研二の"勝手にしやがれ"をお願いします。」といって
フルコーラスを、ママさんやホステスさんがいる中、素面で歌わせていただきました。
測定のためなるべく大きな声で歌わせていただきました。泣笑
ちなみに沢田研二は"ダーリング"や"危険な二人"もレパートリーです。
まばらな拍手の中、お店を後にし、わが店に戻ったところ、「無事測定できました」という業者さんの声。
ホッ・・・
その成果?もあり、後日無事に着工。
何とか開店日に間に合い、クラシック音楽を店内では静かな環境で愉しめるお店になったのでした。
でも、帰りに扉を開けると通路では割と盛大にカラオケは聴こえてましたよ。
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