2/3(日)マチネ Two Violins♪

2/3(日)は、カデンツァで企画させていただいたTwo Violins♪

カデンツァでもたくさん出演いただきお世話になっている2人のヴァイオリニスト、

星野沙織さんと西浦詩織さんの初共演です。

ピアノは、西浦さんとデュオを組み、かつ星野さんとも共演経験がある釣川有紗さんにお願いしました。

私の企画は、自分が聴きたい好きなあの曲をカデンツァで演奏してほしい、、、から妄想が始まり(笑)、それにはどんなアーティストさんの組み合わせがお客様に喜ばれるかな?というスタンスで企画します。

星野さんと西浦さんは、それこそ数えきれないほど演奏活動をしていますが、なぜか今まで共演機会もなかったというお二人で、二人のヴァイオリンの相性はきっと素敵なデュオを聴かせてくれるというある種確信めいたものはあったのです。

お客様もたぶんそんな雰囲気を感じ取られたか、ご予約は早い段階でSOLD OUT、、、当日は開場前から隣のビル前まで行列ができました。

プログラムは私がリクエストさせていただいたヴィヴァルディとバッハのコンチェルトを前後半のメインに据え、その他は3人のミーティングで決めていただきました。

さすが3人は、Two Violinsというタイトルに相応しい選曲をしてくれました。

オープニングの曲は、ミーティングの際YouTubeで見つけた音源の作曲家さんに星野さんが連絡をとって楽譜と演奏許可を手に入れてくれたという楽曲で、聴いていただいたお客様はわかっていただけたかと思いますが、現代的な曲調の中にもネイチャードキュメントで使われそうな雄大な雰囲気をも感じさせてくれる素敵な曲でした。

C.P.E.バッハのフルートとヴァイオリンのための二重奏曲を2台のヴァイオリンで披露。2人の音色はぶつかることなく、素敵に溶け込んでました。

釣川さんがソロで演奏してくれたプーランクも私の案を取り入れてくれた選曲でした。この曲は、演奏によっていろいろな表情を見せてくれます。釣川さんはゆったりしたテンポの中に、さまざまな表情を映してみせてくれました。

3人とも忙しい人たちなので、なかなかリハーサルの時間もとれず、トータルからすると3、4時間程度だったと思うのですが、本番ではさすがの集中力で一番いい演奏を聴かせてくれました。さすがですね。

ヴィヴァルディとバッハのコンチェルトも2人の個性が音楽を通して会話をしたり、触発したりしているようで、曲の愉しみを十分に伝えてくれたと思います。

たくさんのお客様にとても楽しんでいただけたようですし、3人も楽しんで演奏できたようなので企画者としては大満足のコンサートでした。

ありがとうございました♪

"名曲喫茶の記憶"

名曲喫茶の元店主が"当時の記憶"と、その後の"あれやこれや"を置いておくページです。

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