4/23、28 クラリネット奏者吉田佐和子さんの2つのコンサート♪

パリ在住のクラリネット奏者吉田佐和子さんの演奏が2度美味しく楽しめる2つのコンサート

でカデンツァの平成が締めくくられました。

4/23(火)はオリジナル作品でのトリオコンサート。

4/28(日)はクラシックプログラムのリサイタル。


トリオコンサートは、カデンツァでは3回目の開催になります。

フルート丸田悠太さん、ピアノ野口茜さんとの吉田佐和子トリオ。

毎回、吉田さんのオリジナル楽曲を素敵なアンサンブルで楽しませてくれます。

丸田さんと野口さんは鉄道マニアで、話すと止まらなくなる、、、という過去の例もあったので、今回は気をつけたそうです。(笑)

丸田さんは伝統ある東京佼成ウィンドオーケストラのメンバー、野口さんはラテン、ジャズ、クラシックもこなすマルチピアニストだけに、吉田さんのクラリネットが本当に気持ち良さそうに響く、聴かせるトリオです。

今回は、京都に訪れた際に作曲されたという野口さんの新曲も披露されました。(危うく鉄道話に花が咲きそうになる 笑)

全編オリジナル作品(つまりあまり馴染みの無い曲)でこれだけ楽しませてくれるトリオもなかなか無いのでお薦めです♪


さて、日は変わり28日(日)は14時から吉田さんのソロリサイタル。

なんと、ソロでのコンサートは初めてだそうで、意外でした。

自分らしいコンサートを、、、ということで、~パリからの便り~と題して、フランスの作曲家の作品をとりあげ、作品を選んだ理由や思い出なども語られました。

ピアノは田邉安紀恵さん。カデンツァでも何回か伴奏でいらしている表現力豊かな演奏をされるピアニストさんです。

プログラム

・アンダンテとアレグロ/ショーソン

・クラリネットソナタ/プーランク

・コンクールの独奏曲/メサジェ

・コンチェルト/フランセ

・heart voice/吉田佐和子

どれも聴き応えのある曲、演奏で、特にプーランクとフランセはクラリネットの重要レパートリーで楽しませてもらいました。

クラリネットのソロコンサートはカデンツァでもなかなか聴く機会がないですが、さまざまな楽曲を聴かせてもらって表現力豊かな楽器であることが再認識できた素敵なソロリサイタルでした。

吉田さんは、来春完全帰国されるそうですので、今回聴き逃して皆さんにはぜひお薦めの2つのコンサートでした。

"名曲喫茶の記憶"

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