4/27 KO*TO*TRIO Concert Vol.2

4/27(金)は、半年ぶりの《KO*TO*TRIO》さんのコンサート。

KO*TO*TRIO → 古都トリオ。

出身地であったり、学んだ大学が京都であったり、何かしらの縁(ゆかり)が京都にあることから、このトリオ名になったとのことです。

ヴァイオリン尼崎有実子さん、チェロ加藤菜生さん、ピアノ梅川侑里恵さん。

昨年のVol.1もそうだったのですが、Vol.2のプログラムもなかなか弩級の曲が並び、、、


・パッサカリア/ハルヴォルセン

・チェロとヴァイオリンのためのソナタ/ラヴェル

・ピアノ三重奏曲 D.929/シューベルト


の3曲をみっちり堪能させていただきました♪

第一部は、尼崎さんと加藤さんのデュオ。

対照的な楽想をもつ、高度な技巧が要求される2曲。

オープニングのパッサカリアからお二人の情熱が迸るような気持ちのノッた演奏。

ラヴェルで更に難解になるも、お客様もジッと聴き入り、惹きつけられる演奏でした。

第二部は、ピアノの梅川さんが加わり、シューベルトの三重奏曲。

第二部これ一曲のみの全4楽章からなる大曲です。

シューベルトの長大なピアノ三重奏曲を、聴き手の緊張をきらすことなく聴かせる演奏は立派で、一人一人の技術の高さとアンサンブルの素晴らしさを裏付けるものでした。

今後も、KO*TO*TRIOならではの、こだわりのプログラムと演奏を、そして益々のご活躍を期待しています。

"名曲喫茶の記憶"

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