8/22(水) Fumi Nao Duo Concert
加藤文枝、菜生 姉妹による2台チェロのデュオコンサート。
菜生さんは、KOTO(古都)TRIOで、カデンツァで演奏していただいていますが、お姉さんとの共演では初めて、、、お二人での演奏も一年ぶりくらいになるそうです。
7月頃に急遽決まって告知をしたコンサートだったのですが、たくさんのご予約をいただき、立ち見のお客様も数名入る超満席状態になりました。
お二人は、お客様が少なくてもいいから、夏の思い出に・・・的なノリだったそうですが。。。
で、プログラムは、
「名曲喫茶」での演奏ということで、クラシックの名曲をメインに、日本の名曲、あまり知られていない名曲でくまれたそうです。
2台チェロということで、多くのお客様がなるべく近くで見れるようにとのお二人の配慮からカデンツァ初の横使いの客席です。
ベートーヴェンのエリーゼのために、メンデルスゾーンの結婚行進曲、アルベニスのアストゥリアス、シューベルトのアヴェ・マリア、ポッパーのマーチのテンポで、日本の歌などなど。
そして前後半にバッハの無伴奏組曲の中から2人がチョイスした曲をそれぞれ演奏するという選曲から演奏と、お二人の個性が表れるプログラムも面白かったです。
2台のチェロが織り成すアンサンブルはエリーゼのためにやアストゥリアス、結婚行進曲など原曲とは違った響きと音楽を楽しめました。
アヴェ・マリアでは楽器を交換して演奏するという趣向も♪
バッハの無伴奏は、季節がらや今回のコンサートを意識して選曲されたそうですが、こだわりの選曲や曲のとらえ方、そして共に素晴らしい無伴奏を披露され、姉妹でも個性はちがってくるものだと思いながらお話しや演奏を聴くことができました。
アンコールは、チェロ2台の演奏は日本の歌に合う、、、と味をしめたという「ふるさと」。
しっとりと聴かせていただき、楽しいコンサートは終演となりました。
これからの加藤姉妹、更なるご活躍を楽しみにしています。
菜生さんのカデンツァ出演情報です。
11月2日(金)19時30分から
ヴァイオリン尼崎有実子さんとの二重奏コンサートです。
こだわりの精力的なプログラム、ぜひご期待下さい。
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